先生「今に後悔するから。そうして自分が欺かれた返報に、残酷な復讐をするようになるものだから」
私は先生が好きだ。そして同じく私の事も信用しないで欲しい。私は面白くも無い、先生の如く尊敬される様に物も持ってはいない。私は自分の底が知れるのが怖い。故に私は人と関わるのが酷く苦手である。特に自分よりも綿密に思考を巡らせる者が苦手だ。そして彼らは総じて私の前を走って居るのだから私はそれを追いかけるだけで精一杯だ。理解する間に私は黙る込んでしまう。だから会話が続かない。ああぁ…、馬鹿でごめんなさい…。期待に答えられなくてごめんなさい…。
私は今彼と彼女の頭の上に足を乗せようとしている。かつて彼等の前に跪いたと言う記憶が彼等に復讐せよ!と言うのだ。私を裏切った彼等に復讐せよと言うのだ。人を信用しては行けない。また慕ってもいけない。そうしてまた私も人に信用されても慕われても成らない。与えないと決めた以上、与えられても成らないのだから。